沖縄情報
11月1日は泡盛の日!首里の泡盛蔵を巡るパート1:瑞穂酒造
11月1日は本格焼酎&泡盛の日。毎年8月~9月頃仕込みが始まり、その年の新酒が飲めるよ
うになるのが、11月1日前後ということから、この時期が「旬」と言えます。昭和62年に日
本酒造組合中央会が制定した記念日です。
沖縄には、首里三箇と呼ばれる泡盛製造を許された地域がありました。戦前には数百ともい
われる酒造所がありましたが、戦争で壊滅的となり工場移転や廃業を余儀なくされていま
す。しかし、今でも﨑山町の瑞泉酒造、赤田町の識名酒造、かつては鳥堀町で創業し現在は
末吉町(首里エリア)にある瑞穂酒造がその名残を残しています。
今日は、そんな3つの酒造所のひとつ、瑞穂酒造を紹介したいと思います。
グランドキャビンホテル那覇小禄がご案内する泡盛蔵をお楽しみください!
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目次
1.沖縄のお酒「泡盛」とは?
2.泡盛作りが許されていた地域「首里三箇」とは?
3.瑞穂酒造へ行こう!
4.瑞穂酒造おすすめのお酒
マップはコチラ
https://maps.app.goo.gl/TxTQyCAX3SS4FcNV6
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1.沖縄のお酒「泡盛」とは?
泡盛とは、一部の銘柄を除き、タイ米を原料にしたお酒です。この製法は現在のタイにあた
るシャムから琉球に伝来したと言われ、琉球王府の管理下のもと焼酎職とよばれる職人に
よって作られていました。
泡盛のアルコール度数は一般的には30度前後。3年以上熟成させた「古酒」も味わいが変わ
り人気があります。
日本の税法上では焼酎と同じジャンルに区分されますが、「お米を原料に使用する」「麹菌
は黒麹菌を使う」「仕込みは一度だけ、全麹仕込み」「単式蒸留機で蒸留する」という泡盛
ならではの製造工程があります。
2.泡盛作りが許されていた地域「首里三箇」とは?
歴史ある泡盛ですが、前述したように琉球王国時代の泡盛づくりは王府の命をうけ「首里三
箇」と呼ばれた崎山、赤田、鳥堀の三つの村に限られていました。当時の首里三箇には30
から40もの蔵元があったといわれています。
首里で泡盛がつくられていたのは王府の近くで管理がしやすかったことと、お酒作りに欠か
せない湧水が豊富だったという理由から。
厳しい管理下での泡盛製造も琉球王国から沖縄県となり、その管理が解かれると民間に広ま
り、沖縄県民の身近なお酒となりました。
今では、﨑山町の瑞泉酒造、赤田町の識名酒造、かつては鳥堀町で創業し現在は末吉町にあ
る瑞穂酒造が営業しています。
3.瑞穂酒造へ行こう!
今回紹介するのは首里三箇の1つである鳥堀町に創業した「瑞穂酒造」さん。
1848年に酒造りを始めた現存する首里最古の蔵元です。
人の手で麹を混ぜ合わせる昔ながらの製法にこだわり続け、瑞穂酒造本社に大きく記されて
いる「古酒は世界の宝もの」というメッセージの通り、古酒を世界に広めていきたいという
願いから古酒を先駆けて製品化するなど伝統的な古酒作りをつづけている酒造所。
伝統的なお酒作りを重んじながらも、その技術と多様な価値観を生かしてラムやジン、リ
キュールなど幅広い商品ラインナップを生み出していることも瑞穂酒造さんの魅力の一つです。
現在天龍蔵の見学は休止中ですが、事務所にて商品の購入をすることができます。
古酒作りの情熱が今も脈々と受け継がれている瑞穂酒造の泡盛、是非味わっていただければ
と思います。
4.瑞穂酒造おすすめのお酒
【沖縄限定】
琉球泡盛 熟成十年古酒 古都首里
35度 720ml
瑞穂酒造さんに行くと購入できる沖縄限定の古酒「古都首里」。
琉球王朝時代を思わせるイラストのラベルはお土産にもぴったり。
古酒のまろやかな味わいは、旅行を思い出しながらゆっくりと飲むのにも最適です。
【新商品】
THE OKINAWA ISLANDS RUM-Blended
アルコール度数:40% 720ml
瑞穂酒造さんの新商品THE OKINAWA ISLANDS RUM-Blendedは、沖縄県の離島8島それぞれでつく
られる黒糖を原料につくられたラム酒の原酒をブレンドしてできあがった商品。
各島の個性を生かしできあがったこの1本はカクテルや、ソーダ割り・コーラ割りでも幅広
く楽しめる沖縄の新しいお酒です。
「黒糖ラムは、実はチョコレートとも合うんです」なんて情報もこっそりお聞きしました!
そんなプチ情報とともにお土産に、ご自身の晩酌用にもおすすめです!
歴史ある瑞穂酒造さんの古酒から新しい挑戦を続けるラム酒など、どれをとっても沖縄の魅
力がつまった商品ばかり。
瑞穂酒造さんのを商品を、皆様チェックして見てください!
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瑞穂酒造
住所:沖縄県那覇市首里末吉町4-5-16
電話:098-885-0121
HP:https://mizuhoshuzo.co.jp/
販売受付時間:9:00〜17:00
定休日:土・日曜・祝祭日
※蔵見学は現在休止中。最新情報はHPをご確認ください。
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